臨床心理学の講義一回目

先週のガイダンスに続き、今日から講義が始まりました。先週提出していただいた意見の中に、「私語のない状態で講義を受けたい」という要望があったため、講義の冒頭でそのことを伝えたところ、いきなりしーんと静まりかえりました。金沢大学の学生さんは、本当に素直でいい子ばかりですね!

今日の講義は、ある事例を読んでもらって、自分が臨床心理士だったらどのように介入するかと考えてもらい、それをふまえながら臨床心理学とは何か、説明をしました。感想をみると、こちらの意図が伝わっていたようで、嬉しかったです。臨床心理士が隣のおばちゃんとはどう違うのか、分かってもらえたらそれで十分です!

次回は、臨床心理士の活動内容について説明しようと思います。今日も配布資料が足りず、申し訳なかったです。100部では足りるだろうと、読みが甘かったです・・・

科研費

今年度から、新しく下記の研究を始めることになりました。まったく未知の分野ですが、学校教育学類の武居渡先生にご協力いただきながら、研究を進めていきたいと思います。心理学の知見を活かしたアプリが作れるよう、がんばります!

平成24~26年度 科学研究費 挑戦的萌芽研究 研究代表者「聴覚障害児が日本語を学習するためのiPadアプリケーション教材の開発」(課題番号24653292)

2012年度の始まり

新年度がスタートしました。角間の桜もようやく満開となってきました。2012年度前期の授業では、人文学類1年生を対象とした情報処理基礎、心理学コース2年生を対象とした心理学基礎実験、といった実習系の授業の他に、臨床心理学の講義を主に担当します。その他に、今年度は新たに理工学域や他大学での授業も予定されています。また、今年度は新しいMacを使って授業の準備を進めているところがいつもと違って新鮮です。5月の連休が終わるまでは、ばたばたと慌ただしい日が続くと思いますが、なんとか乗り切っていきたいと思います。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。